うちの子は同じことを三回も聞かれると、癇癪を起こす。
怒鳴るならまだましで、酷い時はひっくり返ってひたすらに泣く。
声が小さく滑舌が悪いので上手く聞き取れないから仕方ないのだけど、これはもちろん、彼が悪いわけではないし、大人も悪いわけではない。大体は前後の話から聞き取れない単語を推測してコミュニケーションをとるわけなんだけど、場合によっては話自体が掴みどころがなかったりヒントがなかったりで、こちらとしても最大限に努力し、向こうもなんとか伝えようと頑張ってもどうしても聞き間違いが起こったり、聞き損なう事態が発生してしまう。
そして、三回ほど聞き返すと、癇癪が起こるのだ。
気持ちは分かる。大人でも何回も聞き返されると嫌な気持ちになるものな……。なので極力「もう一回」とか「何?」という言い方を避けて、「今のところが分からなかったので何か別の言葉で言い換えられるなら、言い換えて教えて欲しい。或いはどういったものか具体的に(色とか形とか)教えて欲しい」というのを、大分子ども向けの平たい言葉にして聞くようにしていた。
で、今日ですよ!
餅太郎というお菓子を食べている子どもが「飴だから好き」というので「それ飴じゃないよ」と言ったら癇癪を起こさずに「大豆」と言い換えた。
餅太郎にはピーナッツが入っているので、「豆が入っているから好き」と彼は伝えたかったのに、私が飴と聞き間違えてしまったので一生懸命考えて「大豆」という単語を導き出して、しかも癇癪を起こさずに伝えているのめっちゃ凄い。
ちゃんと学習してる。
癇癪起こしてもちゃんとお伝えし続けておいて本当によかった。
これで、少しでも他人と会話する時に、彼が困らなくなれば良いなぁ。